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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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ある日の初七日でのこと。

日蓮宗のお寺さんは
皆さんが着席していないうちに
初七日の読経を始めてしまった。

そして
初七日の焼香がまだ全員終わっていないのに
読経が終わると
立ち上がり
まわれ右をして 親族さんの方を向いて一礼したら
さっさと退場してしまった。


事務員さんの話によると
その日、 喪家さんは霊友会なのだけど
担当者は 日蓮宗の寺院を紹介したそうな。
経緯は知らない、 とのことながら
こういうことは 担当者が強引に決めたりはしないはず。

「ほら、 日蓮と霊友会って 仲悪いから」 と 彼女は付け加えた。

へぇー、 そうなのね。
参列のお客様の中で、
黒い手袋をしている方を 時々みかける。
決まって 『大人の女性』である。

欧米では 手袋は正装アイテムのひとつ。
喪服=礼装だから?
・・・と 思っていたら そうではなく

手袋の下からは 作りこんだネイルが出てくるのが常。


これは使える。


大阪で仕事をすると

おもろいおっさんや
たまらんおばちゃんに よく遭遇する。



その日、 宗派は創価学会・友人葬。
おねえさんはIさん。
N区会館にて。

私が育ったエリアの現場にも出向くので
いつか こんな事もあるだろうと 予想していた。

そう、 式で知合いに出会うこと。


その日、 私は式当日だけの参加だった。
宗派は禅宗、 お姉さんはKMさん。


式場に入ると 高校時代の友人の名のついた花が。
※葬儀とは無縁です※



10年来通っている鍼灸整骨院がある。
そこの院長が 最近 ボディビルにはまっている。


元々 くまさんタイプなのだけど
今や すっかりシャープになった。

ここのところ 行く度に
「ほれ、 さわってみ」 と
体の各パーツを触らせてくれる。

どこもかしこもキンキン。

「ぅわ、 かたっ!!」 と叫ぶと 嬉しいらしく
「見せたろか」 と 禁断スペースへのお誘いが。
もちろん丁重に断るのだけど
油断していると ポージング写メが送られてきたりする。


来年 大会に出る予定で鍛えているらしい。
出演時のテーマソングは 既に決めているとのこと。
応援に来て、 といわはるので
応援って どう応援すんのか 素朴な疑問をぶつけてみたら


○番!○番!って連呼して
『キレてるっ!』 とか
『でかいっ!』 とか 叫ぶねん


・・・との答え。

うっわー・・・見てみたいけど 参加したくない・・・



コミックエッセイ
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【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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