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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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その日、 私の体は最悪な状態だった。
数日前にやってしまったぎっくり腰と
一晩寝たら良くなってるはずが
更に悪化して くしゃみ鼻水咳発熱フルコースの風邪と。


ぎっくりは 仕事中のものではなく
思い立って通い始めた
自動二輪(中型/AT限定)の教習中の出来事で
風邪も 薄着で夜桜を観に行ったせい。


ぎっくりは 4度目だし 動けない状態でもないのがわかる。
熱も8度までは 届いていない。
鼻呼吸不可な鼻炎と
腹筋縦割りコースな咳。
それぞれ単体では極致ではないけれど
これらに同時に責められると
私の貧弱なボキャブラリーでは 【最悪】としか思いつかない。


ふらふらと出かける用意をしながら
ふと 思ってしまった。

倒れちゃおっかなー

告別式だけの参加だった。
宗派は曹洞宗、
おねえさんはKNさんとMIさん。


この二人に嘘はつきたくないんだけど・・・
でもダメだ、 しんどすぎる。
・・・倒れるなら 式前よりは 出棺後の方がいいわよね、
Pタイルの上は 痛そうだし冷たそうだし
カーペットのある場所か畳のある控え室で・・・

と 不埒なシミュレーションをしながら出勤すると
KNさんは 高熱4日間の病み上がりで鼻炎&咳の似た症状。
MIさんは 同じく風邪でかすかすのかすれ声。 ←他に表現できない

あかん、 こんなん倒れらへんやん・・・


MIさんは
「体力つけてがんばろな」 と
いつものようにおにぎりを下さり
KNさんは
「7日分ももらったから 一緒に飲もう」 と
薬を分けて下さった。


不埒な心構えを恥じ入りながら
おにぎりと薬を 涙と共に飲み下した私。

とてもとても 苦かった。



ええ、 がんばりましたわよ。
結果的に
3人口とは思えない楽勝コースな仕事内容。
とはいえ 帰りの電車の中では
優先座席でもないのに 席を替わって下さる親切な人に出会う程
見た目に疲労困憊していた模様。
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画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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