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私が出た式のことではありません。
おねえさんの一人から聞いた話。
その式に故人さんの写真はなかったそうな。
家族だけの小規模な式で
献茶婦は そのおねえさん、 Nさん一人。
焼香の案内だけなので 司会者もつかなかったとのこと。
位牌は式当日に お寺さんが
戒名 あるいは 法名(浄土真宗)を書いたものを預かるのが一般的で
その日も 式当日にお寺さんから位牌をNさんは受取った。
おねえさんの一人から聞いた話。
その式に故人さんの写真はなかったそうな。
家族だけの小規模な式で
献茶婦は そのおねえさん、 Nさん一人。
焼香の案内だけなので 司会者もつかなかったとのこと。
位牌は式当日に お寺さんが
戒名 あるいは 法名(浄土真宗)を書いたものを預かるのが一般的で
その日も 式当日にお寺さんから位牌をNさんは受取った。
位牌には 表には戒名・法名、
裏には 俗名(要は戸籍名)と
行年 あるいは 享年 (説明すると長いので割愛)が
記入されている。
その享年だったのか行年だったのかは未確認だけど
その年齢が 67歳、 と書いてあったそうな。
Nさんが 棺の中をちらりと見た時には
もっとお歳を召した方だという印象を持っていたので
確認の為に
喪主さんにも位牌を見せたそうな。
特にひっかかりもなかったので
Nさんは
長患いのせいで
お歳より老け込んでしまわれたのかしら、 と
自分を納得させたという。
最後のお別れが済み
棺の蓋が閉められ
喪主さんに位牌を渡し
さぁ出棺、 という時
あああぁ!?
と 素っ頓狂な声が喪主さんの口から。
ちょっと、
67歳って 私の歳 やったわ!!
さっきまでお別れでみんなすすり泣いていたのに
出棺の瞬間に 家族全員から
突っ込みの嵐。
こんな時ね、 家族さんは笑えるのよ。
困るのがスタッフ。
みんな下を向いて
奥歯をかみしめていたに違いない。
仕方ないから 斎場ではその位牌を使用。
初七日には お寺さんは書き直した位牌を持ってこられたそう。
そのお寺さんは 式中 棺の顔の部分を開けて儀式を行うのだけど
「あの時、 おかしいなと思ったんですよ」
・・・と おっしゃったそうな。
最後のお別れは 悲しみに満ち満ちているはずなのに
時に 小説よりも奇なことが起こってしまう。
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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昨年、奈良に引っ越しました。献茶クラブを探しています。教えていただけないでしょうか。
長らく返事もせずにすみません。
先輩なのですね。
残念ながら
奈良に限らず
他の献茶クラブの情報を
ほとんど知らないのです。