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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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僧侶たちの出番は 通夜と告別式→斎場(火葬場)。
あと、 初七日。
阪神間では同日初七日が一般的。
千葉でも同日初七日だった



多くの僧侶は 斎場に行った後
姿をくらまし
お骨揚げの時間から計算し
初七日の時間までに 再び会場入りなさる。


近くのお寺なら御戻りなのだろうけれど
中には
そこそこ遠方からお越しのお寺もあり
誰がどう見ても僧侶の姿で
一体 どこでどう過ごしていらっしゃるのか
不思議極まりない。
でも深く追ったりもしない

-----


姿をくらます場所を思いつかない方は
初七日の時間まで
会館でお待ちになる。
会館の僧侶控室は居心地がいいらしい


これが
迷惑とは言わないけれど
時々はお茶なども出さねばならず・・・
実際
熱いお茶が欲しい
コーヒーはないのか等
遠慮なく申しつけ下さるわけで。


彼らはすっかり退屈しているから
うっかり話しかけられて
身動きとれなくなったり。


ある方は延々とアガサ・クリスティに没頭し
↑ この方 多分 趣味があうかと
ある方は 仏教書・・・のカバーのついた
投資入門書を読みふけり

とにかく寝る派も多数。
家じゃないんだから
下着みたいな格好は どうにかして欲しいところ。


ある時は
式には二人の僧侶が来られて
一人が帰られたのだけど
残った方というのがご高齢で
おひとりでは お手洗いに行くのも危うく
お耳も相当に遠いのに おしゃべりがお好き。
お食事もお部屋で召しあがったものの
かなりアレで
・・・まぁ なんというかデイサービス?な感じで。



式のメインキャストとして
尊敬申し上げたいのだけど
その過ごし方は
そこらのおっちゃんと
なんら変わりないという事実ばかりが浮かび上がり・・・



ずっと座禅組んでいたり
延々と お経を唱えてたりすると
やりすぎやりすぎ、 と
突っ込んじゃったりしそうな。
つか、 絶対 突っ込み待ちよね
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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