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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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宗派は真言宗。
おねえさんは KKさん、 それに新人のOさん。
H区のホールで。


出棺前には 故人との最後のお別れをする為に
棺の蓋を開けて 献花をする。
この場面、 毎回哀しくて
ほとんど毎回 涙ぐんでしまう

花は棺の周りや 供花からその都度ハサミで切る。


初めてのホール。
ただし うちの献茶クラブでは
ごくごく一般的なホール。


宗派は幸福の科学・・・!
初めて 初めてー♪
司会の方に
「入って間がないのに
こんな珍しいのに当るなんてラッキーね」 と
言われた。


かなり興味本位で臨んだ私。
以下 正直な感想を。
喪家さんのことをネタにするのは
自分の中で反則なのだけど。


家からチャリな距離の現場。
・・・チャリで行ったワケではない。
浄土真宗。



男性のスキンヘッド率高し!


天然ではないタイプ
反社会的団体な方々ではありませぬ



見ごたえありな 会場後方からの光景。
暑いと 後頭部からも汗って出るのね。


現場続きなのはボスママの意図なのか
単なる偶然か・・・


現場続きと共に初めての葬儀社も
二社続いている。

ひとつは 「右も左もわからん子は行けない」 と言われる社。
社長が厳しい人とのこと。
その社に行け、 と言われた時には
ぴりっと緊張を感じた。



その社について
「勉強になるよ」 という人もいれば
「こき使われる」 という人もいる。
仕事の内容は同じなので
表現の違いは 表現者の人間性の違いだろう。


まとめて専門用語を。
・・・といっても 大層なモノはないのだけど。


がっさい・・・現場に持っていく道具箱。
こまごまとした必需品が満載。
探し物がそこになければ 持ってきていない、 とのこと。
語源はおそらく 「一切合財(切)」だろうね。


・・・黒白の幕
「あそこの鯨をめくったトコに供養袋があるよ」 と言われ
クジラって何! と 固まった私。


どんでん・・・言わずもがな。
告別式の後 新たな通夜があること。
式場でも献茶でも使用。
私は家庭の事情で どんでん仕事は断っておりまする。


他にもたくさんあるんだろうけど
既に日常で使っているせいか 思いつかない。


-----


ところで葬儀社には 「花○」という屋号が多い。
最初は暖簾分けかと思っていたのだけど
地域関係なく多いので
おねえさんに聞いてみた。

答えは
葬儀社は 元々は花屋さんだった社が多いから。
へぇ~


-----



現場に出ると 風雨や寒暖に晒されるので
いろんな工夫が随所に見られる。

梅雨にどっぷり入った今
必需品は蚊取線香。
先日の現場でも 蚊取線香を用意した。
・・・のだが
蚊取線香を入れる台が明らかに少なかった。


足りないですねえ、 と言う私に
むふふふふ、 と 含み笑いをしながら
「どっかその辺に空き缶ない?」 と
Nさんが言った。

そか、 空き缶を台にするのか、 と
見つけた空き缶を水洗いしてNさんに手渡した。


すると・・・



写真 わかりにく~
これは自宅で再現したものなのだけど
事情あって 人様の携帯で撮ったのよ。
プルタブに線香をまわし入れているのです。
カゴメのまわしものではないので念の為。



私はこんな風に使うとは想像しなかったので
思わず叫んだわ。

ブラボー!!


遊びに行った時に 絶対これやろうっと。
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画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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