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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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大阪・本町の北御堂には 定期的に
ワンフレーズ法話とも言えるお言葉が掲示される。

掲示板のようなものがあるお寺では
時々見かける類のもの。

今 掲示されている言葉は

生きてよし
死んでよし

南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏

生を受けたから 死がある。
こんな当たり前のことなのに。

短い言葉の捉え方はいろいろある。

何かに直面したとき

生きてよし
死んでよし

これほど心強い言葉はないだろう。

即身成仏を唱える教えはいくつかの派があるけれど
自殺・自死を否定しない宗教は私の知る限り浄土真宗だけ。
(実際には他にもあるだろうけれど 知らないだけ。
 そして私は浄土真宗に身を委ねていない。)

自死に関わるとき
残された人の苦悩がとても苦しくて。

死ぬことを選んだ故人さまの選択が
正解かどうかはわからなくても
そういう道もあったんだよ、と 伝えることができたら。

私自身は 自死について思うとき、
残された人のことが気にかかる。
残された人が 救われてほしい。

死を選んだご本人は それによって
きっと何かが救われるのだろうから。
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にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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