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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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【献茶婦は見た!お葬式の内緒ばなし】が出版されて約半年。
「読んだよ」の声は一番嬉しい。

これさえ読めば 葬儀における献茶係の仕事は
ざっくりとわかっていただけるかという目論見が
少なからずあったのは本当。

「献茶婦という仕事があることを知らなかった」
という声を
葬儀業界以外はそうだろうな、と
ふんふん聞いていたら

同じ葬儀業界でも
関西以外では「献茶婦ってなにする人?」と
全く通じておらず
献茶婦が いかにローカル限定で
貴重な絶滅危惧種であるかを実感した次第。

絶滅危惧種、と表現したのは
現在 献茶クラブそのものの存続が危ういから。

この辺 献茶クラブがどういうものか、から説明したほうがよいのかも。




所属した献茶クラブのことしかわからないとはいえ
どこも大同小異ではないかと。

献茶クラブというのは 業態としては派遣業。
(税区分では請負業)

葬儀社からオーダーがあると
献茶クラブの長である「おかあさん」が
献茶婦を手配し 連絡を受けた献茶婦は
指定された時間に集合場所へ向かう。

葬儀社から支払われるギャラの金額に応じて
献茶婦は献茶クラブへの紹介料を支払う。

献茶クラブのミーティングは ギャラ清算が目的で
毎月初めの友引に催される。

友引に開催、というのがなんとも葬儀業界らしい、と
いたく風流に感じたものだ。
友引を「ともの日」と呼ぶ

さて、ミーティングはギャラ精算が目的とはいえ
せっかく何人もが集まるので
普通にミーティングもする。

主に業務連絡やクレーム事案報告なのだが
なぜだかこれが いつの間にか毎回
「献茶婦の内緒話」ならぬ
「献茶婦の昔話」になるのがお約束。

どの話も「昔は大変だった」という締めで
歴史的エピソードとしては とても貴重。

いつも 小薮千豊氏の
”合コンでえっちな話をしてるのに
いつのまにか 爺の
「わしらの時代は15円あったら腹一杯メシ食えた」話になっていた” 
という【すべらない話】を思い出す。
http://www.youtube.com/watch?v=Fqspo5MF3CI

竜じい世代のおねえさん(先輩献茶婦)も現役ぱりばり!
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コミックエッセイ
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【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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