忍者ブログ
献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
[136]  [135]  [134]  [133]  [132]  [131]  [130]  [129]  [128]  [127]  [126
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

時々いただくご質問。
「なんで犬なの?」


理由はふたつ。

ひとつめ。
漫画家・木月けいこ先生の描くアニマルキャラがとても雄弁であること。
細かい説明は野暮というもの。
木月先生の作品 「一流妖怪ねこまたさん」
読んでみればご理解いただけるかと。
各キャラが魅力的。
かわいいだけでなく
共感可能なへたれっぷりや
客観的にはちょっと恥ずかしい見栄など
ついそれぞれに感情移入しちゃった挙句
「そんなの含めてあんたが好き」になることうけあい。

実際、献茶わん子は
至らないところがあっても一生懸命で
私自身の投影であることを忘れて
つい応援したくなったりして。

本の中、要所要所で献茶わん子は立っており
その姿は ほんのり微笑んでいて 声をかけやすく
献茶婦として理想の姿だと絶賛しています。

ふたつめ。
葬儀、死、という重いテーマに対し
献茶わん子は 素晴らしい緩衝剤だと思われたのです。
葬儀業界で仕事をはじめたよ、と告げた友人に
ネガティブな言葉をぶつけられた経験から
誰もが避けることができないけれど
あえて直視をしたくない心理は
理解できなくもない・・・のです。

人の受止め方はいろいろ、正解や間違はない中で
エピソードの何かが読んだ方の経験と重なった時に
不快な思いをさせてしまうことだけは
どうしても避けたくて。
その観点で わん子というクッションはとても大きい。

生々しく深刻になるより
肩の力を抜いて楽しんで読んでいただきたい、
わん子の方が適役では、と
編集K氏に伝えました。
女子キャラ、
健気でものすごーくかわいかったのですけどね。

さて、パンダなボスママ。
献茶わん子以外のキャラについては
特に打合せ等はなく
木月先生のアドリブでパンダママは生まれています。
とりまとめの上手さと
少々のことは笑って切り抜ける強さ、
かっこよすぎ。

てきぱき美人のおねえさんも
重なる方が実際にいたこともあり
木月先生サイコー!!と
手をたたいて喜んでしまいました。

・・・と完全に読者側になって面白く読んでいました。


ところで。

友引前(びきまえ)というyou tube コンテンツをご存知でしょうか。

東京都23区内の葬儀社の社長さんたち数名が
真剣に葬儀について語ってらっしゃるのですが
深夜放送的な面白さが満載。

友引前日の更新が楽しみで楽しみで。

「なんで犬とパンダなの?」は
びきまえ主要人物のひとりである S木さまのブログ
「献茶婦は見た!お葬式の内緒ばなし」を
とりあげていただいた際の質問でもありました。
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
コミックエッセイ
発売中
【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
ブックマーク
ブログ内検索
PR
プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
メールフォーム
Twitter

忍者ブログ[PR]