FAQ 棺に入れていいもの・入れてはいけないもの

よく質問されることの一つに
棺に入れていいもの・入れてはいけないもの、が ある。

実例記事： 棺に入れてはいけないもの

ーーーーー
先日亡くなられた
作家の藤本義一氏のお葬儀に関するネット記事に
棺におさめられた愛用品などが。

かばん
たばこ（缶入りピース・両切り）
ウィスキー（シーバスリーガル18年）
眼鏡ケース
帽子
はらまき
ペン
書きかけの最後の原稿
直木賞受賞作品「鬼の詩」
画集「旅は絵ごころ」
第71回直木賞受賞にちなんで買っていた「1-7」馬券


ご本人が身につけていたもの
お気に入りのもの
気持ちの入ったもの

棺の中に入れることができるのは
「かつ 燃えるもの」。

一口に愛用品といっても
上記の品々は厳選されているのがわかる。

眼鏡ケースがあっても眼鏡はない。
たばこの缶、ウィスキーボトル も
祭壇前に飾られていたそうだが
棺の中には入れられていないはず。

法名から 浄土真宗であることがわかるものの
棺に入れるものに関して 宗派は全く関係がない。

ーーーーー
藤本氏の自宅は 母校にごく近いところにあり
奥様ともども何度か見かけていた。
（奥様は母校に聴講にも来られていた）
地元の著名人として
勝手に身近に感じてる背景があるので
これらの愛用品は やはり勝手に興味深いもの。

藤本氏の愛用万年筆として
モンブラン／マイスターシュテック149が有名。
藤本氏が愛用してすり減ったニブ（ペン先）、是非一度拝見したい。

棺に入れられた万年筆は
何本もあるうちの1本だろうけれど
私なら 愛する人の愛用の万年筆は 形見に遺しておきたい。
もちろん1本でよい

ご冥福をお祈りいたします。