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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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「ねぇ 通夜以外で夜 飲みに出てこれる?」

ある日 某おねーさんが私に問うた。
・・・出られるかどうか以前に 興味ないって。
でも この辺オトナなので その場で断ったりはしない。
日によってはどうにかなるかもしれない、 と言いつつ
最終的に 断るつもりで。
宗派は真言宗。
おねえさんは KKさん、 それに新人のOさん。
H区のホールで。


出棺前には 故人との最後のお別れをする為に
棺の蓋を開けて 献花をする。
この場面、 毎回哀しくて
ほとんど毎回 涙ぐんでしまう

花は棺の周りや 供花からその都度ハサミで切る。


現場続きなのはボスママの意図なのか
単なる偶然か・・・


現場続きと共に初めての葬儀社も
二社続いている。

ひとつは 「右も左もわからん子は行けない」 と言われる社。
社長が厳しい人とのこと。
その社に行け、 と言われた時には
ぴりっと緊張を感じた。



その社について
「勉強になるよ」 という人もいれば
「こき使われる」 という人もいる。
仕事の内容は同じなので
表現の違いは 表現者の人間性の違いだろう。


5月に入ってからこっち、 とてもヒマだった。
気候が良くなるとヒマになる、 という業界の噂は本当だった。


久しぶりに入ると
誰に会っても 「久しぶり~」 と言われるのだが
数人から
「辞めたんじゃないかと思った」 との言葉を。


まだまだ辞めるつもりはないけれど
あまりに不安定なのは 困るなあ。


それよりも困るのが
まだ 仕事を覚えている段階なのに
間が空くと
色んなことが すっかりリセットされている
自分の能力だったりする。
Aさん (仮)は 私と同年代であるが
献茶婦としてのキャリアは長く
彼女と一緒に入ると とても勉強になる。
物腰がエレガントで 私とタイプはまるで違うのだが
尊敬し かつ大好きなおねえさんである。

二人とも 健康志向が強く
お互いを 「健康オタク」 と認めているので
仕事と関係なく話がはずむことも多い。


そのAさんと 久しぶりに一緒になった。
すると 彼女はいつのまにか
ネットワークビジネスに足を踏み入れていた。
生活用品全般を扱う大手3社のうちの1社・・・



(以下 長いです)
コミックエッセイ
発売中
【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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