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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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参列のお客様の中で、
黒い手袋をしている方を 時々みかける。
決まって 『大人の女性』である。

欧米では 手袋は正装アイテムのひとつ。
喪服=礼装だから?
・・・と 思っていたら そうではなく

手袋の下からは 作りこんだネイルが出てくるのが常。


これは使える。


私が育ったエリアの現場にも出向くので
いつか こんな事もあるだろうと 予想していた。

そう、 式で知合いに出会うこと。


その日、 私は式当日だけの参加だった。
宗派は禅宗、 お姉さんはKMさん。


式場に入ると 高校時代の友人の名のついた花が。
長らく放置しておりますが
体を壊したり
仕事を辞めたりしたワケではございません。


このブログをかき始めた当初
新米献茶婦と名乗っていましたが
既に 新米と呼ぶにはキツい状況になってきました。
一人前でもありませんが。


今年の夏も 暑い 熱い あっつぅぅ~い。
現場が続くと 熱気で肺がやられそうですが
皆々様 どうぞご自愛を。
梅雨が開けたら いよいよ夏本番。
やったー♪
ええ、 私は夏オンナ。
冬生まれだけど 夏が好き。
だけどだけど、 献茶婦にとっては
夏はとても過酷な季節。


献茶婦にとって、 というより
制服仕事な人々にとって
季節や天候の責め苦は まさに地獄。
その存在を知った時から
とても興味があった
エンディングノートなるものを
先日 奈良へ買いに行った。
結局 三冊購入した。


いずれ迎える最期について
自分の意志と希望を明らかにする為に
エンディングノートがある。


私が姉と慕う女性から
このブログを読んで
自分がどうしたいかが定まってきた、
・・・という意のメールを受取ったのが少し前。
一冊は彼女の為に。

一冊は わがままではないけれど
自分の思い通りにしたい身内の為に。

もう一冊は 私自身の為に。

きっとまた何冊か買うだろう。



介護、 延命や臓器バンクに関すること
葬儀に対する希望、
遺される大切な人たちへのメッセージもさることながら
私が便利と感じたのは
自分の死を知らせて欲しい人リストと
預貯金や保険、 株式など
財務に関するリストが作成できる箇所。
私の場合、 これらに加えて
ネットに関わる各種パスワードのありかも書くだろうなあ。


自分の最期の為のノートなのよ、 と話すと
「そんなん書いたら
すぐ死んでしまいそうな気がしてイヤだ」
と言った人がいた。
自作自演のデスノート?

うん、 そんな感覚もわからなくはないけどね。
もし 本当にすぐ死んでしまっても
このノートを書いた後ならば
思い残すことのいくつかは
きっと減るだろうと 私は思っている。
コミックエッセイ
発売中
【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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