忍者ブログ
献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
[17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

珍しく現場が続いている。


通夜はMさんと。
この方、 何がありがたいって
ものを 「ちゃんと」 教えてくれるのがありがたい。


「ちゃんと教える」とは。
結局のところ 山本五十六方式が王道だろうな、 といつも思う。

してみせて
言って聞かせて
やらせてみて
褒めてやらねば・・・

最後の一文は"結果" だから割愛


下の者が育って欲しい、 と 先輩方は言う。
でも 仕事となると ミスが許されない場なわけで。
自分でちゃっちゃとやっちゃう方が 早くて確実。
見て盗め、 は
下の者の真剣さを奨励する言葉であって
教える側のエクスキューズの為の言葉ではない。
献茶の仕事に限って言えば
じーっとおねえさんの仕事ぶりを見つめる時間なんぞ
ほとんどないんだもの。

んまぁ 「見て盗め」 が 「じーっと見ろ」という意味じゃないのは
わかってるんだけどさ



思い返すと、 私の今までの職歴では
常に 己がちゃんとしていればOK、 という
一匹狼なものばかりで
誰かから 何かを学ぶことはあっても
今のように
自分の仕事を教えてもらう、
教えていく という過程を経験したことがないのだ。


学生時代に家庭教師くらいはしたけれど。
教えるという意味が違うもんなあ。
いまだにカミングアウト出来ずにいるのだが
実は 甘いものが苦手。
甘くてもっさりしてるのが最悪。
要は カステラとか菓子パン。
なんだけど おやつとして持ち寄られるモノは
ほとんどが 「甘くてもっさりしたもの」 なのだなあ。

皆様 厚意で「食べてねー」 と 下さるので
その気持ちを ありがたく喜んでいただくのだが
味覚としては苦痛。

動き回っているので炭水化物・糖分は
手軽で体にもおいしいのはわかっているのだけどね。

5月に入ってからこっち、 とてもヒマだった。
気候が良くなるとヒマになる、 という業界の噂は本当だった。


久しぶりに入ると
誰に会っても 「久しぶり~」 と言われるのだが
数人から
「辞めたんじゃないかと思った」 との言葉を。


まだまだ辞めるつもりはないけれど
あまりに不安定なのは 困るなあ。


それよりも困るのが
まだ 仕事を覚えている段階なのに
間が空くと
色んなことが すっかりリセットされている
自分の能力だったりする。
Aさん (仮)は 私と同年代であるが
献茶婦としてのキャリアは長く
彼女と一緒に入ると とても勉強になる。
物腰がエレガントで 私とタイプはまるで違うのだが
尊敬し かつ大好きなおねえさんである。

二人とも 健康志向が強く
お互いを 「健康オタク」 と認めているので
仕事と関係なく話がはずむことも多い。


そのAさんと 久しぶりに一緒になった。
すると 彼女はいつのまにか
ネットワークビジネスに足を踏み入れていた。
生活用品全般を扱う大手3社のうちの1社・・・



(以下 長いです)
久しぶりの会場M。
ここでの式は 派手ではないけれど
おごそかに故人を送る雰囲気があって
とても好き。

浄土宗。
通夜・告別式共に。
通夜は NさんとNOさん、
告別式は NさんとWさん。



通夜式で故人の奥様が萌葱色の紋付無地を着ておられた。
式で色無地は 初めて見たのだけど
これが素敵!

Nさんによると 地方によって
通夜は色無地が多いところがあるとのこと。



私自身が通夜式に出る時は
・・・きっと幾度となく機会はあるだろうが
季節と天候さえ許せば 色無地で行くわ。


この奥様は とても品の良い方だから素敵だったのかも。
なんせこの日は 控え室前で脱がれた靴が
男性用で ジョン・ロブ テストーニ フェラガモ リーガル ダンヒル ワシントン、
女性用で セルジオ・ロッシ ロエベ フェラガモ ブルーノ・マリ・・・
どれもこれも 履いてりゃ一様に黒靴だけど
脱ぐことにも価値のあるシロモノがとても多かった。
・・・というより 皆様 「ちゃんとしたモノ」を
着用していただけなのね。


ドレスコード、 私は楽しみながら守る方。
茶道をやっていたからか
形や形式優先に見えることでも
決して形だけではないと あらゆる所で思う。



故人に最後の別れをするのに
要は気持ちなんだから
服装なんて どうでもいいといえばいいのだけど


黒やったら ええんか? と
突っ込みたくなるようなシースルードレスや

大事にしまこんでいたが故に劣化して
歩くたびに そこらに落ちる靴底のクズを掃除していると

ちょっとね、 思うところもあるわけよ。


難しいところでは 女性のバッグ。
流行があったり
喪用にしつらえたものは 実用性がなかったりするのだけど
メインカラーが黒、 というだけの
グッチやコーチ(とても多い) は いかがなものかと。
コミックエッセイ
発売中
【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
ブックマーク
ブログ内検索
PR
プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
メールフォーム
Twitter

忍者ブログ[PR]