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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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それなりに経験値があがってきているので
著名人のお葬儀の映像などを見て
おおまかな宗派はわかるようになってきた。



お軸が 『南無阿弥陀仏』・・・ということは
浄土宗か浄土真宗。
鳴物は おりんと木魚、
・・・木魚があるということは 浄土宗なのね。
こんな感じ。

宗派によって 使う軸や鳴物は決まっている。
その他 チェックポイントはいくつかあるけれど
ローカルルールも存在するので
「あれは何?」 というモノも
結構目にする。
大昔から
人が亡くなると 棺に副葬品を入れていた。
ピラミッドで発見されたものや
兵馬俑、 はにわも副葬品。

内容はさまざま、
趣旨も一種類ではないだろうけれど
副葬品、 というくくりでは同じとみていい。




今も
棺には 故人さまにちなんだあれこれを
副葬品として入れることができる。


入れるタイミングは 出棺前、
故人さまとの 最後のお別れをする時。
花と一緒に ご親族みなさまの手で。

故人さまが愛用していたものや
故人さまのお好きだったものが一般的。

・・・なのだが
現代の日本では 火葬が義務付けられており
棺は 斎場で必ず火葬される。

よって、 燃えないモノは入れてはいけない。


振り返り作業中。

通夜2回転という記事を書いていた。


なんだかんだと仕事で覚えたことを
初々しく書いているのだけど
タイトルの 『通夜2回転』の根拠が
まったくわからん記事で。


今さらながら解説。
大人数で円陣を組み、 円陣の真中に一人 鬼(?)役が。
円陣の中に 先導者がおり
その人に合わせて 全員が同じ動きをする・・・

震源地はどこだ、 とも呼んでいたような。
シンプルかつ楽しいゲーム。


ーーーーー


告別式が終了したら
出棺して 斎場(火葬場)へ行く。

斎場についたら
お棺は車から降ろされ、
ご遺族様たちは係員の誘導にしたがって
バスや車から降りて建物に入る、 という
特別 説明するほどでもない流れ。



なのだけど
ある斎場だけは
特別な形態をとっているのだな。
映画 「おくりびと」、
オスカー外国語作品賞、 おめでとうございます。
自称映画好きですが
業界のはしくれにいる人間ですが
この作品は まだ観ておりません。

ーーーーー

某 大手葬儀社では 納棺は『湯灌 (ゆかん)』というスタイルで行っている。

湯灌とは
故人様の体と生前の罪障をお湯で洗い清める儀式のことで
清められた故人様は 身支度を整えられてお棺に入るという流れで
執り行われる。

・・・といっても 献茶クラブ同様 “湯灌業者” なるものが存在するのだが
コミックエッセイ
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【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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