忍者ブログ
献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
[90]  [88]  [87]  [86]  [85]  [83]  [82]  [81]  [80]  [79]  [78
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

お久しぶりです。
腰をいためてしまって 辛い状態です。


さて。

小規模な葬儀の流れができあがっているところに
この不況。
誰もが 死を避けることはできないけれど
最期の儀式である葬儀にかかる金員も
なにが無駄で なにが必要か
消費者の目が厳しい時代。


そんな中で 献茶婦の日給は 安くなっていないのですよ。

リアルなことを。

通夜でも告別式でも 日給1万円をくだることはないのだな。
告別式だと 仕上げ(食事のこと)や初七日があれば
その分 上乗せされるので
葬儀社にもよるけれど
通夜と告別式のセットで3万円近く稼ぐことに。

今時 日のあたる仕事で そうそうないでしょ?

でもね、 その分 仕事量も相当なもの。
決して 「おいしい仕事」 ではない。



私が最初に献茶婦として働き出した頃より
仕事量は どの会社も増えている。

今まで "献茶の仕事" ではなかったものが 要求されている。
さらに 一度の式で使う献茶婦の数そのものを減らされているので
おのずと 仕事量が増えてくるわけだ。

グチのつもりはない。


元々小さな "町の葬儀屋さん" は
極限まで削れるところを削ったり
家族総出だったりなので納得。


やはり物申したいのは 大手葬儀社。
なにを幻想しているのか、
聞けば まだあちこちで会館を建てているし
建てようとしている。

稼働率の悪い会館が 同一管轄に数か所ずつあるはずで
今 決めるべきは次の会館予定地ではなく
それらの処分のはずなのに
社員にも
私たちのような外注業者にも
経費節減の名目で 労働力単価の引き下げを強制している。


そして
このご時世、 仕事があるだけマシ、 という
向上心のないスローガンが蔓延・・・


明るくないねぇ。
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
コミックエッセイ
発売中
【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
ブックマーク
ブログ内検索
PR
プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
メールフォーム
Twitter

忍者ブログ[PR]