忍者ブログ
献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
[87]  [86]  [85]  [83]  [82]  [81]  [80]  [79]  [78]  [77]  [76
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

家族葬という言葉が一般的になって 久しい。

私が献茶の仕事を始めた頃は
大手の葬儀社は
「家族葬」は 売り上げにつながらないショボ仕事という扱いで
露骨にイヤな顔をしていた。

それがいまや 家族葬という依頼をきっちりこなさなければ
法人として数字をあげることができない状況になっている。


だけど一方で
家族葬というイメージがばらばらで

家の人も
お金をかけたくないから家族葬、 という感覚が根強く

担当者も
あれもこれも削ってするのが家族葬、 という感覚から抜けられず

少々バランスの悪い事態になっているのも現実。


結果的に
駅から近くてぇ~
築浅でぇ~
バス・トイレがセパレートでぇ~
収納たっぷりでペットも飼える
4万円台のお部屋探してるんですぅ~
・・・のような要求になってしまう。


そして担当者も
メルセデスのナビゲーションを抜くだけでなく
オーディオやエアコン、
挙句にドア1枚をも外さなければいけないような
ネガトークをしてしまう。
イマドキの軽自動車は これだけの装備があるんですよ、 という説明なら
お客様も納得するのに。


そして 困ったことに葬儀はモノではなく
家の人にとっては 準備のしにくい一発本番セレモニー。
感覚のズレがあるならば・・・あってしかりなのだから
数を見てきた葬儀社側が
納得のいくように誘導するのが筋だろう。


でもね、 本当の敵は お金を出さずに口だけ出す
無責任な親族さんだったりする。
(この話はまた)
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
コミックエッセイ
発売中
【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
ブックマーク
ブログ内検索
PR
プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
メールフォーム
Twitter

忍者ブログ[PR]