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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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葬儀は通常 通夜と告別式とセット。
夜と昼。
なので タイミングによっては
告別式が終わった後
別の通夜の仕事へ、 という組合せが。

これが "どんでん"。


それは 献茶スタッフやあんこさんも。
葬儀社スタッフも。
会館の式場も。


今回は式場のことを。


ひとくちに会館、 といっても
大規模に対応可能な式場もあれば
小規模を想定した造りのものもあり。


最近の傾向では やはり
小規模式場の方が需要が高く、
同じ会館の中でも
大きな式場が空いたまま
小さな式場だけが "どんでん" を繰り返す、 という事態も多々。


これね、 関係者一同がバタバタしちゃうのよ。



小さな式場は、 親族控室と併設されていることが多く、
そこを
告別式が終わって 次の通夜の準備をするということは
食事と初七日というスケジュールを残したまま
親族さまに 移動をお願いしなきゃいけない、 ということで。
ここ、 最も気を遣うトコ。
お客様をばたばたさせるのは いけない!



祭壇はそのままの場合もあるけれど
違う祭壇を組みなおす場合もあり。
どっちにしても、 供花などは 一気に入れ替え。
掃除も一気。

この場合、
私たちの仕事は 片付け・掃除まで。
次の飾り付けは 次の通夜の担当者の仕事。


そうこうするのと並行して
親族さまが
斎場からお戻りになるまでに 食事のセッティングをせねば・・・!!


小規模なお式の場合、
献茶婦の人数は 多くて二人なので、
実際のところ、 無理無理
・・・なのに
頑張れば どうにかなってしまうもので。


「やればできるんやん」 という空気がまん延し
式場どんでんは遠慮なく増えていく・・・


何故だか こういう御不幸は
重なってしまうことが多い。


なんだかんだと その理由の議論はあるけれど
今のところ
低気圧に関係がある、 という説が最も科学的に思える
・・・つまり、 根拠に薄い説が多い。
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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