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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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葬儀を通して
献茶の立場で 気を使わねばならない人物というのがいる。
もちろん喪主さんも
親族さんも
会葬に来られた方も
みんなみ~んな大切に扱うべき相手なのだが
ここでは あえて
「お寺さん」 と 「受付さん」 を列記しよう。


「お寺さん」 は 檀家さんかそうでないかによって
喪家さんの感覚が 随分違うので
今回は省略。

ええ、 タイトル通り 「受付さん」 について物申してみよう。

まず町会の受付さん。

町会というものは
田舎いなーか、 the のつくカントリーの話だと思っていたのだけど
区割りされている政令地方都市にも
しっかりと根を張って生きてございました。


葬儀における町会さんというのは、
常に受付係のようである。
パシリの一種みたいな弱々しい響きとは裏腹に
その実態は
喪主さんは腰を低く謙って
お願い申上げて受付をしていただかねばならない方たちなのだ。
こういうの、 「大人のつきあいだなあ」 と素で思う。


町会さんとして来られる方は
昭和一桁の 実直 堅実・・・と
戦後の日本の経済成長を飛躍させた像を
実体化したようなタイプの方が多い。
吉本文化が浸透する地においても 決して下品に走ることはない。
文字通り 紳士である。
・・・葬儀なので そうでないと困るのだが。


葬儀社の会館利用者の大半は 近隣の居住者なので
必然的に来られる町会さんの顔ぶれも 決まってくる。
中には 「受付が仕事?」 みたいな方も いらっしゃるのだが
毎回いくらかは 包んで来られるだろうし
外現場でも 天候に関わらず出てこられるワケで
実際には 楽ではないと予想される。
・・・だからこそ 喪家さんは 気を使うのだろう。


傍目から見て
町会さんと喪家さんが とても懇意な仲な場合は滅多にない。
そりゃ フレンドリーに挨拶はしているけれど
それ以上でも以下でもなく
単なる習慣として お互い縛られているだけのようにうつる。
地元で商売でもしているのでなければ
お互いの為に やめればいいのにと思う。


暴言だろうか。



(そのうち続く・・・のか?)
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HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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