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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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会館での葬儀の流れは
通夜 → 通夜振舞い →
告別式 → 火葬 → 会館に戻って会食 → 骨上げ → (会館に戻って初七日)
・・・決まりではないが 合理的 かつ
葬儀社にとって経済効果が高いのはこのパターンで
おそらく一般的なものであろう、 関西では。


料理は二度。
通夜振舞いと 火葬から骨上げまでの会食と。
後者の会食は
精進落し、 精進あげ、 仕上げ、 忌中払い等 呼び方がいくつもあるのだが、
肉や魚が遠慮なく入っていて
(私の経験では 寺葬以外では100%)
いまや 宗教儀式の一環としての意味合いよりも
たまの機会の親族食事会という趣が強いので
あえて 「会食」 と呼ぶ。
あ、 通夜振舞いで ナマグサてんこもりも一般的ですわよ
地方から来られた親族さんが時々 「なんて非常識な料理!」 と 目をむくけど


えーと。
結論イコール暴言なのだけど
・・・まずそう。
特に会食が。


かばうわけではなく事実として、
料理屋さんは 季節を考え素材を選び、
温かいものは 温かく食べることができるように、 と 色々努力している。
だけどなー・・・


「懐石を用意できます」 というのがウリの会館がある。
ご飯はそこで炊いてはいるものの
茶碗蒸しや揚げ物が 温め直されているだけ。
仕出料理は あれが限界なんだろうなあ。


私見では あの価格帯で
素材が貧相なのもそうだけど
先付けから揚げ物まで 同時に並ぶのが許せない。

あの価格でしょぼい懐石なら
少し価格を抑えた 豪華な松花堂弁当の方が納得なのだけど
普通に考えて 屋内で食べるのにわざわざ弁当というのを
納得できない人の方が多いのだろうなあ。


火葬から骨上げの時間というのは
どうしても持て余す時間だし 食事でもしながら時間を過ごすのは
合理的ではあるけれど。


身内での葬儀では なんとしても あの料理を食べずに済ませたい。
なんせ私は食は美味しくあって欲しい、
中途半端な料理にお金を払うくらいなら
黒砂糖に温野菜サラダとヨーグルトで 十分、 という思想の持ち主なのよ。
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HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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