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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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N区の会館ではおなじみの浄土真宗のお寺さん。
旅行とお酒と人と話すのがお好きなジェントルマン。



いつも、 とても穏やかに雑談をなさる。
すみません、 ゆっくりお話したいのですが今は・・・と
忙しい時には辞退するのだが、
あぁ ごめんなさいね、 と にこやかに応えて下さる。

ご子息が私より少し若い年代。
連休やイベント事が近付くと
彼氏と楽しく過ごして下さいね、 のようなことを
息子の友達にでも言うように いつもおっしゃる。

ここでポイントなのは、
私のプライベートなことを一切確認せず、
大人というより 既にオバ域に入っている私に対しても
女の『子』扱いをなさるところ。
これ、 孫がいる年齢の方にも意外にポイント高いのですよ。


先日も
イブはもう予定をたてましたか、 と聞かれた。


仕事になるかもしれないので、 と答えてから
お寺ではどうお過ごしなのか尋ねてみた。


うちは寺ですから、 と先生は静かに微笑まれた。

そして
「でも可能な限り、 妻と食事に行くんですよ」 と付け加えられた。


「やっぱりね、 イブにワインを楽しむようなディナーに行くと
妻が喜ぶんですよ」



あぁ やっぱりこの方、 素敵。
世のおとーさんたちは 見習ってほしい。

檀家さんが多いのも納得。
私も こんなお寺さんが菩提寺なら、
お会いするのが楽しみになるだろうなあ。
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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