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献茶婦とは葬儀・法事等を手伝う専門職です
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お盆ウィーク突入。
世間では この時期にあわせて夏休みを取る方が一般的だろう。


私は・・・
可能な限り 世間の休日に動くのを避けたいタイプで
私用の為に 一日休日を確保した以外は
働く気満々である。


だけどだけど
実際には
毎年 この時期は お呼びがかからない状況なのだな。
長らく放置しておりますが
体を壊したり
仕事を辞めたりしたワケではございません。


このブログをかき始めた当初
新米献茶婦と名乗っていましたが
既に 新米と呼ぶにはキツい状況になってきました。
一人前でもありませんが。


今年の夏も 暑い 熱い あっつぅぅ~い。
現場が続くと 熱気で肺がやられそうですが
皆々様 どうぞご自愛を。
私が出た式のことではありません。
おねえさんの一人から聞いた話。


その式に故人さんの写真はなかったそうな。
家族だけの小規模な式で
献茶婦は そのおねえさん、 Nさん一人。
焼香の案内だけなので 司会者もつかなかったとのこと。


位牌は式当日に お寺さんが
戒名 あるいは 法名(浄土真宗)を書いたものを預かるのが一般的で
その日も 式当日にお寺さんから位牌をNさんは受取った。
会館であろうと外現場であろうと
私達 献茶スタッフは
無人の控室に立入ることが多い。

当然 そこにはご親族の荷物が置いてある。

なので 私達はことある毎に
「貴重品はお手元に」 と
口が酸っぱくなる程繰り返すわけだ。

何かあったらイヤでしょ、 お互い。


そして私はその日まで
貴重品紛失騒動に 遭遇したことがなかった。

ゲーム機のタッチペンをなくした、 とか
喪服のボタンを落とした、 とか
靴がない、 とか
そんなのは よくあるのだけど。
宗派は真言宗、
おねえさんはYさん。
H区ホールにて。


導師さんを呼ぶ時、
私達は通常 単に 「先生」 と呼ぶか
お寺の名前に 「さん」 を付けて呼ぶ。
つまりは 個人の名前を知らないのだな。


この日のお寺さん、
何度も顔を合わしているのだが
小学校の2年3年で同じクラスだった男の子に
とてもとてもよく似ていると
初めて顔を見た時から思っていた。


こういうのって気にならない?
確率の高い低いに関わらず。

私は そのお寺さんを拝見する度に
真相を確かめたい衝動と闘ってきた。
闘わなくてもいいのはわかってるけど。
コミックエッセイ
発売中
【献茶婦は見た!
 お葬式の内緒ばなし】
画・構成:木月けいこ
原案:にわ晃子
出版社:新書館
税込840円
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プロフィール
HN:
にわ晃子(acco)
性別:
非公開
職業:
献茶婦
自己紹介:
阪神間で動き回っています。
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